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執筆者の写真国際エデュテイメント協会

アウトプットの重要性 〜教育オンラインサロンTeacher2.0課題「グローバルの定義」〜

Teacher2.0 7月のテーマと課題

国際エデュテイメント協会が運営するアウトプット型教育オンラインサロン「Teacher2.0」は毎月の教育テーマに沿った課題についてサロン内で議論しています。


7月のテーマは真のグローバル社会における進路指導の在り方です。現役最年少校長である香里ヌヴェール中学校・高等学校の池田靖章校長先生をメンターとしてお招きしています。池田校長先生はアジア圏の大学進学を開拓されてきたパイオニアとして有名です。



7月1週目の課題は「あなたが考える『グローバル』の定義はなんですか?」「『グローバル社会』とはどのような社会だと考えますか?」でした。この課題を設定した背景には、文部科学省が学習指導要領に記載している「グローバル」という言葉の定義が明確ではない、そして私たちも「グローバル」という言葉を漠然と使用しているということがあります。まずは「グローバル」の定義を明確にしてからでないと的確な指導ができない、また、グローバル社会における適切な進路指導ができないのではないかという考えからこのような課題を設定しました。



サロンメンバーの回答

Teacher2.0サロンメンバーの皆さんが考えた「グローバル」の定義をいくつか紹介します。


グローバルって究極のBeingではないかなと思います。
グローバルとは「言葉・文化・人種・思想の壁を超越したもの」、グローバル社会はすなわち「言葉・文化・人種・思想の壁を超越した世界」
国境という枠組みをこえて世界が一つになること、つまり世界の人々同士の物質的・精神的距離の短縮だと思います。外国人とのコミュニケーションや、移動手段(航空機など)の拡充と高速化、テクノロジー(メール、ビデオ会議等)による物理的距離の短縮、多文化共生の考えに基づく多様性の認め合いの促進。「グローバル社会」はそのような一体化が進む社会。
グローバルは「世の中のあらゆる垣根が取り払われること。」グローバル社会は「世の中のあらゆる垣根を取り払うことのできるように人々が努力する社会。」
グローバルとは『それぞれの幸福の在り方を認め、それを実現する。』グローバルな社会とは、それを実現された、あるいは実現に向けた社会。

ご覧のように、「グローバル」という一つの言葉ですら捉え方は様々で、このような認識の差が新たな思考・新たな価値観の醸成につながります。

多様な社会で生きていくためには多種多様な価値観に触れ、認めることが大切だとされています。毎週このような多種多様な価値観に触れることができることがアウトプット型オンラインサロンのメリットの一つです。

そして、もう一つアウトプットすることのメリットとして、インプットの強化が挙げられます。アウトプットすることを前提にインプットすると、インプット自体が強化されます。

そして今まで曖昧にしていた概念を言語化することで、思考・認識が明確になります。

また、それに付随する概念についても明確に捉えることができるようになります。これがアウトプット型オンラインサロンの大きなメリットです。


実際、サロンメンバーからこのような投稿がありました。

改めて言語化すると難しいですね...
これまではあまり具体的に考えたことはありませんでしたが、今回の課題を通じて自分なりに言語化することができました。ありがとうございました。

「一つアウトプットすると一つ成長する」というのがTeacher2.0の良さです。

7月25日(土)には池田校長先生によるオンラインセミナー「真のグローバル社会における進路指導の在り方」を開催します。ぜひお申し込みください。



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