SDGsという言葉、なんとなくでも聞いたことがある人が多いと思います。教育関係者の方であれば、17のゴールを全て言える方が多いかもしれません。
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(参考:外務省HPより)
17のゴールも外務省のHPに詳しく載っています。どんなゴールを設定しているか、是非、一度チェックしてみてください。
(参考:外務省HPより)
わたしたちは、教育関係の組織なので、このゴールをここにPick upしておきます。
2012年に潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が立ち上げたGEFI(グローバル・エデュケーション・ファースト・イニシアチブ)の動画は、なぜ教育なのか?を、とてもわかりやすく伝えてくれています。
持続可能な開発は教育から始まる https://www.youtube.com/watch?v=3OdP7bYe5wk&feature=youtu.be
もし、低所得国のすべての学生たちが基礎的な読解力を身につけて学校を卒業できれば、1億7,100人が貧困から抜け出すことができるでしょう。
もし、低所得国のすべての母親が中等教育を受けていれば、1,200万人の子どもたちが発育阻害から救い出せます。
もし、すべての女性が中等教育を受けていれば、子どもの死亡は49%減少します。
もし、すべての女性が初等教育を終了していれば、出産に置ける死亡は66%減少します。
もし、すべての女児が中等教育を受けていれば、児童婚の64%が減少し、早すぎる妊娠の59%が減少します。
教育は時間がかかるものです。今日、明日に授業をしてすぐに効果がでるものではありません。わたしの経験では、新しい技術を公的な機関に説明する際にも「エビデンスをください」と言われてきました。いまだからこそ、大人たちの挑戦する姿勢が、必要ではないかと思っています。
是非、一緒にこのゴールについて考えてみませんか?
Written by: mocci
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